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BUSINESS免疫毒性試験

試験紹介

免疫毒性試験は人体に対する被験物質の潜在的な免疫系の影響を評価する試験である. 医薬品、化学物質、食品、農薬など多様な物質の異常症状の誘発有無の評価に適用される。また、抗原性、免疫機能低下、または、異常増進、過敏反応などを評価できるいろいろな評価法がある.

(㈱バイオトキシテックは抗原性試験を始、多様な免疫毒性試験の項目に対するGLP認証を確保し、国内で最も多様な試験法を保有している.

研究受託試験項目(Applicable to ICH, OECD, JMHW, MFDS, RDA)

能動的全身性アナフィラキシーショック反応 (ASA) 試験 および受身皮膚アナフィラキシー反応 (PCA) 試験

被験物質の人体に対する潜在的な抗原性を予測するために被験物質を反復投与し、生体の抗原として作用して現れる免疫原性の誘発有無を検査する試験である.

能動的全身性アナフィラキシーショック反応 (ASA, Active systemic anaphylactic shock response) 試験, 受身皮膚アナフィラキシー反応 (PCA, Passive cutaneous anaphylaxis response) 試験がある.

皮膚感作性試験

皮膚外用剤で使用される医薬品, 化粧品などの皮膚への接触感作の危険性を予測するための試験であり、免疫補助剤を併用投与してアレルギー状態を誘発する試験法と免疫補助制を使用しない試験法で区分される. 試験方法としてはMaximization test, Adjuvant and Patch test, Adjuvant and Strip test, Buehler testおよびOpen Epicutaneous などがある.

フローサイトメトリー (flow cytometry) を用いた免疫毒性試験

細胞の表面抗原を特異的に認識するモノクローナル抗体を利用した技術が広く使われてフローサイトメトリーは様々な分野で応用している。この技術は少数の特定細胞種を多くの細胞から分離、動静が可能で、定量的な解釈と複数のパラメーターを利用した多くの要素の解釈が可能である。フローサイトメトリーを利用して脾臓細胞 (spleen cell) の免疫細胞分布図試験およびNK細胞 (Natural killer cell)の機能試験などが実行されている.

関連研究受託試験

  • 01_ 光毒性試験 (免疫毒性のカテゴリーに属しない)
  • 02_ 光感作性試験
  • 03_ 體液性免疫試験
  • 04_ 細胞媒介性免疫試験
  • 05_ フローサイトメトリー (flow cytometry) を用いた免疫細胞分布図試験
  • 06_ マクロファージおよびNK細胞の機能試験